俳句ポスト365(兼題:落し水)

2014.09.27.Sat.02:45

落シ水臭クテ手賀ハ豊穣ナリ 評価→天

利根に汲み利根に放つや落し水 評価→人


稲田


また更新をサボってしまいごめんなさい。今回は吉報ゆえ速報です。
なんと俳句ポスト苦節1年にしてついに「天」に選ばれました。
こんな時に限ってツイッターで教えて頂いて公式HPをチェックしたというダメダメぶりです。(内藤さん、感謝です!)
まさに青天の霹靂でした。

もっともこの句、さらっと詠めたように見えますが何回も何回も推敲を重ねています。

苦吟の果てに・・・


「落し水」は存外臭かった、しかしどの田も豊作だったという自分の気づきを何とか平明で、かつ今にも臭ってきそうなインパクトも加えた句にしたいと考えに考えました。
そして辿り着いたのが片仮名表記の掲出句でした。
最近の傾向として苦吟した句ほど選からもれていたので、木曜に掲載されていなかったのには確かにがっかりしましたが、「また落選か」と半ば開き直っていました。
それがまさか天とは…。改めてびっくりとしか言いようがありません。
ツイッターやメールで祝ってくださった方、本当にありがとうございます!

もちろんですがこれがゴールではなく「土井探花」の新たなるスタートだと考えています。
句会などで痛感したのですが、自分は俳句についてまだまだ知らないことだらけ。
こうなったらガムシャラに吸収するしかない!
常に進化を求めて頑張っていきますのでこれからも宜しくお願いします。


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俳句ポスト365(兼題:名月)

2014.09.16.Tue.06:49

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名月やきつけ代はりの鎮痛剤 評価→人

更新が遅れてしまいごめんなさい。体調不良、次なる句会への準備、結社に参加するかどうかの悩みなど一気に処理能力限界の課題が押し寄せておりました。

さて今回の兼題である名月、ポピュラーすぎて非常に悩みました(結局なんでも悩んでいる)。
始めは名月の静けさとなにかしらの音を対比させようとしたのですが陳腐になって断念。何か変わった取り合わせということで、日頃お世話になっている薬ネタに落ち着きました。
名月を見たいけれども体調が優れない。鎮痛剤を飲んでなんとか今日の月を拝めた、という生活臭アリアリの句で、それはそれで良いとは思うのですが、美しくもなくドラマチックでもなく平凡すぎて、「人」は頂いたものの課題が残りました。
やはり天地の句は発想からして遠く及びません。かといって狙いすぎると突飛でテーマを逸脱してしまいます。難しいです。

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句会デビュー・半ば自分用メモ

2014.09.08.Mon.06:57
九月六日(土)「東京ロマンチカ句会」(通称:いつき組東京句会)に初参加しました。といっても句会自体が初めて。
40人という大人数ならではの大変楽しく有意義な時間を過ごせましたが、反省点も多々あるので、皆様の参考になるかはわかりませんが何点か書きたいと思います。

①正確な投句を
句会に行くと投句数だけの短冊を渡されるのですが、自分がこの日のために練ってきた大切な句なので、あたりまえですが一字一句正確に書きましょう。
私はくせ字で勘違いされかねない書き方をしてしまったため、清記の際自信句が別の俳句になってしまいました(涙)
もちろん清記をされた方が悪いのではなく自分の字が問題でした。反省です。

②選句の際は出来るだけメモる
40人3句ずつで約120句もの選句をしました。基本的には句が清記された用紙が次々とまわってきて、お気に入りと思った句だけ書き留めておけば良いようなのですが、時間の許す限りできるだけ多くの句(できれば全句)を書き留めたいです。
というのも、特に選句眼がまだない自分にはとんでもない句(失礼)がのちに多くの方からお気に入りに選ばれ、詳しく講評をうけることがままあったからです。
手元にメモがないとその間のけものになってしまい、句会に参加した時間が実にもったいないです。

③選ばれた数、作者もきっちりメモ
②で書き写した句が誰かに選ばれたら、自分の担当でない句でもできれば選者全員、せめて何人に選ばれたかチェック。詠み人も忘れずにメモしましょう。講評は違う色のペンで。
勉強になることはもちろん、より深く参加者のことを知るチャンスが出来ます。特に今回は「俳句ポスト365」上位者が多く集う会だったので、もっとしっかりチェックしておけば、勉強にもなったし、後の懇親会でもより話がはずんだのではないかと、句作のヒントが聞けたのではないかとまたも反省です。

以上句会初参加者の雑感でした。果たしてお役に立つかどうかわかりませんが、参加したからにはより多く収穫を得たいもの。皆さんもぜひ句会に参加してその醍醐味を体感してくださいね。

・探花投句結果
 ○流星や両手でつくる座標軸
 △読みかけの茅舎を置くや露時雨
 ×碇星来し方投ぐる離岸かな


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俳句ポスト365(兼題:秋草)

2014.09.08.Mon.06:55
秋草やもう名は知らぬままで良い 評価→並

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前回予告した通りかんばしくない結果でした。でも選に入れただけでも良しとします。
実は2句投句したうち自信のあった方が、久保田万太郎の類似句だったことを投句後気づきました。ガーン!
勉強不足で情けないことです。
そして残ったのが掲出句。
ちょっと言い訳解説をすると、「もう名は知らぬままで良い」は秋草に言ったというよりも、恋する相手へのアピールなんです。
行きずりの恋をイメージしても良いし、ネット恋愛などで本名を知らなくても好きでたまらないというような。
もう相手となんとでもなってしまえという後先を考えない情熱なのです。
・・・こんな説明しないとわからんようではダメな句ですね。
精進致します。

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俳句雑感『20週俳句入門』その2

2014.09.03.Wed.04:38

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前回「抵抗感がある」「私的には異論反論も」「敷居が高い・難しい」と散々に藤田湘子先生へ反発した探花でしたが、ブログを読んで下さった複数の方々から「『20週俳句入門』始めます!」との反応が。
嬉しいです。強大なライバルが増えそうな予感に戦々恐々、いやむしろワクワクです。

元不良少女、フーテン俳人の私も基本の4つの型の練習に日々頑張っていますが、それでもどうしても湘子先生に従えないこともあります。

・子供の句作るべからず
大人が子供や孫を詠むと句の内容が幼稚になったり、あたりまえの常識(孫が可愛い等)で終わってしまうからだそうです。私には子供はいませんが、ついつい少女やガキ大将を句に登場させてしまいはっとします。これ、なかなか止められないタバコみたいですね。
「万緑の中や吾子の歯生え初むる」(中村草田男)なんて句は上級者になってから初めて成功するのでしょうか?

・省略語使うべからず
バス停→バス停留所と、省略語を使うことが先生、大のお嫌い。スマホ、100均なぞもってのほかでしょう。でも私はバス停の見える暮らしをしていて、そこでの物語を句にしていきたいし「メール」「レス」なんて語も句に使えんか試行錯誤しております。こんな時元気をもらえる句は
「コンビニのおでんが好きで星きれい」(神野紗希)ですね。

・中八の句を作るべからず
先生曰く中八(五七五の七が八音になったもの)は9割以上成功しないそうです。確かに中八は冗長。探花も常日頃7音に収まる表現を見つけるのに四苦八苦しています。でも時々中八句をツイッター投句していたりして・・・。新たな可能性を求めると称するガス抜きです。許してやってください。
中八の名句を挙げればきりがないので省略。
いつか傑作中八句を作ってみたいですね・・・しみじみ。

おっと、書きたいことは山ほどあるのに書ききれなかった。
次回の雑感ではまた湘子先生に体当たりして「ありうべき嘘」あたりを語ってみたいです。ではでは!
また『20週俳句入門』読者増えたら嬉しいな。




PS.今週の俳句ポスト「秋草」はとんでもないミスをやらかしてしまい敗色濃厚です。

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