蟷螂の枯れてなほ射る眼かな

2013.11.27.Wed.05:00
蟷螂の枯れてなほ射る眼かな(季語:枯蟷螂(かれとうろう))

眼:まなこ

枯蟷螂

庭に丸く刈り込んだ満天星紅葉(どうだんもみじ)が有り、今を盛りと赤く
燃えております。この満天星紅葉で是非一句と意気込んだものの、なにせ
七文字という字数の多さ。例句も見当たらず、定型では無理かな等と考えつつ
観察していたら、蟷螂がちょこんと乗っていました。夏ならば「ずっしりと」
乗っていたとでもいうべきでしょうが、痩せ細り触っても反応無し。ただ
こちらを凝視する眼光のみ鋭く・・・。おそらくは産卵を終えた雌なのでしょう。

俳句で冬の蟷螂といえは枯蟷螂。その痛々しさを描写する句が多いです。
しかし私は蟷螂の目に一日でも長く生きる意志を見ました。決して枯れ果てた
目ではありませんでした。気候にもよりますが、自然界では十二月中旬ぐらい
まで生き残るそうです。あと二、三週間の命となります。それが長いか
短いか、皆様の判断に委ねますが、卵から成虫になる確率が約百分の一以下
であることを考えると冬まで生き残ったことは長寿といえるでしょう。
その夜嵐だったのもあって翌朝同じ場所にはいませんでしたが、是非とも
再会して、また睨みつけられたいと思っています。

・・・えっ、満天星紅葉はどうなったかって?
枯蟷螂と一緒に詠めなかったし、宿題ですかなこりゃ。
(こうして宿題を溜めに溜めるタイプです)

参加しました。応援して頂ける方1日1回ぽちっとな♪

コメント
おはようございます
「蟷螂の枯れてなほ射る眼かな」
見事な満天星紅葉の絨毯に、枯蟷螂、いい写真が撮れましたね。
私は、この蟷螂の長寿を祝ってやりたいですよ。
枯れてなおするどい眼、このように老いて行けたらいいなと、
我が身に重ねて拝見しました。
死ぬるときは、このような絨毯の上で・・・とも。
鎌ちゃんさん
こんばんは!お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
せっかくいい写真がとれたのに、満天星紅葉のほうは全く句作に
とりこめず残念でした。
私も鎌ちゃんさんと同じ思いです。ここまで生きた事を祝って
あげたいです。
鎌ちゃんさんは鋭い視点で句を詠まれてますから、どうぞいつまでも
ご健吟くださいね!!
願わくば桜の下に・・・ではなく満天星紅葉の上というのも
風雅だと思われます!

管理者にだけ表示を許可する